「Orient Express」 シタールと紅茶でほろ酔い気分!

今週はアルバム「RASA(ラサ)」をリリースしたばかりの女性シタール奏者ミナクマリさんがゲストです。なんとシタール生演奏・そして紅茶を振舞ってくれるそうです。2時間お楽しみに!
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今週のオリエント・エクスプレスマスターズはフランスのサイゲンジまたは嘉門達夫、ことサンセヴェリーノです。

Orient Express vol.61

オンエア予定楽曲

1.Harpa Dos Ares / Lura Cortes E Ze Ramalho
2.SORA / MINAKUMARI
3.Sweet Maroon / MINAKUMARI
4.Relish / MINAKUMARI
5.Back / Chara
6.Suite for two Sitars and Indian Follk Ensemble part 1 / India National Sitar Ensemble
7.Vasant (Live ver.) / ミナクマリ+イケダアヤコ
8.Sikkim / MINAKUMARI
9.El Perro / Juana Molina
10.A Young Girl Made a Crown Of Forest Flowers / Farmers Market
11.Raga Jaijaiwanti Drut gat in teentaal / モニラル・ナグ
12.Saath / 白猫
13.ガレキの楽園 / 新居昭乃


Oriental Headline
新コーナーです!オリエント・エクスプレスがオススメするコンサート、イベント情報を紹介します。
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Asian Dub Foundation tour
ニュー・アルバム『Punkara』をリリースしたばかりのAsian Dub Foundationの約3年振りとなる日本ツアーが決定しました!! サラームは去年モロッコとシンガポールで彼らのライヴを見てますが、やはりパンクでインドでエレクトロニックでカッコ良いですよ。今回は日本からザ・ブルーハーブがゲスト出演します。
東京: 6/1 STUDIO COAST
名古屋: 5/29 クラブクアトロ
大阪: 5/30 なんばHATCH
Info: BEATINK: 03-5766-6571 www.beatink.com
SMASH: 03-3444-6751 www.smash-jpn.com

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Orient Express Recommends May 2008
オリエント・エクスプレス・レコメンズ、一月間にわたって、各ジャンルの最新作から三曲、三アーティストを紹介するコーナーです。

まず一曲目はアルジェリア版ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブと呼びたいシャアビ新録集。2年程前、ブラーのデーモン・アルバーンがアルジェリアに行き、忘れられた往年の名シャアビ(地元演歌)歌手達と共演コンサートを行うので同行ジャーナリストを集うというメールが届きました。これは行かねば!と思ったが、コンサートはその翌週で、入国ビザ発行が間に合わない。もっと早く知らせろ!と思いつつ、以来すっかり忘れていたら、その時に録音された作品がUKのHonest Jon'sからひっそりと届きました。

1.Lalla Fatima / Abdel Hadi Halo & The El Gusto Orchestra Of Algiers


続いてはメキシコのアメリカ国境の町、ティファナ在住のテクノ集団ノルテック・コレクティヴ。メキシコ北部=ノルティーニョのテクノだからノルテック。デザイナーまで含むクリエイターの集団で、ラッパやアコーディオンなどの民族楽器を用いたテクノは欧米や日本のテクノとは全く異なる土臭さ。ダサイのかカッコいいのかさっぱりわからんがなぜか後を引きます。

2.Mi Casita / Nortee Collective Presents Bostique+Fssible


もう一枚は現代のリスナーに向けた新世代インド古典プロジェクト。若手シタール奏者のプルバヤン・チャタルジーを中心に、若手精鋭のヴィーナ、ムリダンガム、サーランギ、タブラ、フルート奏者の参加した大編成楽団。通常、北インド古典音楽は主奏者が一人だが、彼らは全員が主奏者。シタールが弾いたメロディーをヴィーナが受け継ぎ、更にフルートが変奏する。古典のウマ味をそのまま活かしたインド古典ジャムバンド!

3.Lehar Remix - Raag Desh / Shastriya Syndicate


Orient Express Masters 「Sanseverino」

ステファヌ・サンセヴェリーノは1962年パリ10区生まれのイタリア系移民三世。フランスのジプシー音楽であるマヌーシュ・スウィングと、フランスの伝統である歌詞を重視したシャンソンをパンク以降のある種ブッキラ棒なアティチュードで融合させたコロンブスの卵的な独自のスタイルを確立し、フランスで絶大な人気を誇るギタリスト/歌手。製紙会社に勤める父の都合で、三歳から16歳までブルガリア、ニュージーランド、ニューヨーク、ユーゴスラヴィア、メキシコを転々として暮らした。役者を目指し劇団に入団し、イタリアの古典即興劇で道化師役を演じる一方、ギターやバンジョーを習得し、劇中でもギターを演奏していたという。

(BGM1)命は惜しいが吸っちまう / サンセヴェリーノ
1.交通渋滞 / サンセヴェリーノ
(BGM2)異国の女 / サンセヴェリーノ
2.ああ、健忘症 / サンセヴェリーノ
(BGM3)奴は独断専行 / サンセヴェリーノ
3.エグザクトマン / サンセヴェリーノ

番組タイトル:「Orient Express」
パーソナリティ:サラーム海上
放送日時: 5月24日土曜日午後2時~午後4時
  ※5月28日水曜日午前 8時~10時再放送
         午後 2時~ 4時再放送
         午後10時~12時再放送
番組宛メール: o-ex@joqr.net

 

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