「Orient Express」じゃずじゃ・・・アメリカスタンダードとの違いとは?

今週は世界のジャズです。「ジャズってアメリカの黒人が作り上げた音楽じゃ?」という人も多いはず。でも以前から世界中でアメリカのジャズとは異なる美意識のジャズが進化しています。今週はミュージックマガジンの「じゃずじゃ」でおなじみの音楽評論家のマーク・ラパポートさんをお迎えしています。

今回のOrient Express Mastersは、私・サラームがワールドミュージックにはまることになった直接的な存在であるKhaledを特集します。
ハレドは1960年生まれ。1974年、14歳でデビュー。カセット時代、シェブ時代、西洋ポップス時代の最初のライ歌手で、90年までに80本以上のカセットをリリースしました。彼の歌はセックスやパーティーや酒を題材にしていたため国営放送では閉め出されましたが、「ライのエルヴィス・プレスリー」や「ライの王様」と呼ばれ親しまれました。

Orient Express vol.36

オンエア予定楽曲
1.ナント / BEIRUT
2.STANDARD ARRIVAL ROUTE / HAKON KORNSTAD
3.YORK / Bugge Wesseltoft
4.No Pilar / MARLUI MIRNDA
5.IGUAZU / GUSTAVO SANTAOLALLA
6.その昔 / BJORN KLAKEGG
7.AFROBLUE / DEE DEE BRINGEWATER
8.DANCE OF THE CENTIPEDES / BADAWI
9.Balancing Act / RUDRESH MAHANTHAPPA
10.HYPER-BALLAD / PAOLO ANGELI
11.ROUGE / 八木美知依
12.BAKIDA / HUONG THANH


Orient Express Recommends December
オリエント・エクスプレス・レコメンズ、一月間にわたって、各ジャンルの最新作から三曲、三アーティストを紹介するコーナーです。

アルゼンチンから音響派フォルクローレの女性アーティスト。マリアナ・バラフ。新作「Margarita Y Azucena」ひな菊と白百合というタイトルのサードアルバムです。父親も兄弟も音楽家という音楽一家の一員で、彼女自身もパーカッショニストであり、歌も歌っています。
1.Ay porque Dios me daria / Mariana Baraj

イスラエルの若手プロデューサー、イダン・レイチェルです。イスラエルの人口は550万人、世界70ヶ国から集まったユダヤ人が住んでいて、人種の坩堝状態。そんな世界中から集まった様々なルーツを持つユダヤ音楽を一つにするプロジェクト。
2.一緒においで / THE IDAN RAICHEL PROJECT

トルコのスーフィー(イスラム神秘主義)のネイ奏者、DJでもあるメルジャン・デデ、一年で新作をリリースしてきました。今度は800というタイトルで、なんと13世紀の宗教家、詩人でもあったメヴラーナ・ジェラレッディン・ルーミーの生誕800年を記念した作品! 800年前の偉人を讃えるCDってコンセプトがスゴすぎます。
3.istanbul/mercan dede


Orient Express Masters 「Khaled」
1.La Camel / Cheb Khaled & Safy Boutella
2.Kutche / Cheb Khaled & Safy Boutella
3.HBIBI YADLLALI / Khaled
4.Imagine featuring.MoA / Khaled
5.EL HARBA WIME featuring.AMAR / Khaled


番組タイトル:「Orient Express」
パーソナリティ:サラーム海上
放送日時: 12月8日土曜日午後2時~午後4時
 ※12月12日水曜日午前8時~10時再放送
         午後2時~4時再放送
         午後10時~12時再放送
番組宛メール: o-ex@joqr.net

 

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