今週はポリネシア語で「大きく振れ、小さく振れ」という意味を持つCD+文庫本作品「タイ・レイ・タイ・リオ」をリリースした音楽家にして映像作家でもある高木正勝さんを招いています。
高木さんと言えばリリカルなピアノ曲とコンピューターを使った輝くように美しい映像作品の組み合わせ、それにコーネリアスやUAのビデオクリップでも注目されてきましたが、新作「タイ・レイ・タイ・リオ」は10人編成のライヴを元としたCDと文庫本というまた新しいフォーマット。
更にこのコンサートのメイキングを元としたドキュメンタリーフィルム「或る音楽」もただ今上映中です。
2時間お楽しみに!

■「Orient Express 22. July.2009」
Ghana Fenou / Kamel Elharachi
Tai Rei Tei Rio / Takagi Masakatsu
Ana Tenga / Takagi Masakatsu
Laji / Takagi Masakatsu
Naraha / Takagi Masakatsu
とぅばらーま 後富底フヂエ、後富底周二
のど鳴らし / ジーン・ウー婆さん
イフンケ / 金屋栄二郎
いたこの口寄せ
大漁唄い込み
girls / Takagi Masakatsu
Omo Hana / Takagi Masakatsu
Mukafu / Takagi Masakatsu
★NEW release★

タイトル:Tai Rei Tei Rio
アーティスト:Takagi Masakatsu
¥3,000(税込)
国内盤
CD+文庫本
発売日: 2009/06/17
組枚数: 1
規格品番:EPCT-1
レーベル: エピファニーワークス

Audio CD+収録楽曲にまつわる神話集「タイ・レイ・タイ・リオ 紬記」(約150p)
神話集監修・編集:石倉敏明(多摩美術大学 芸術人類学研究所)
★Movie Information★

ドキュメンタリー・フィルム
「或る音楽」
世界各地を旅しながら撮影した素材を元に、コンピュータを絵筆として映像作品を描き、ピアノを中心に音楽を作るアーティスト・高木正勝。10年の創作活動を通じて、常に新しい地平を切り拓いてきた彼が2008年秋に「Tai Rei Tei Rio(タイ・レイ・タイ・リオ)」というプロジェクトに挑みました。
音楽とは?芸術とは?音楽が生まれる瞬間とは?なぜヒトは音楽を奏でるのか?その根源的で普遍的な問いに、真摯に向き合った高木と共演ミュージシャンたち。コンサートを含めそのプロジェクトを丁寧に見つめたドキュメンタリー映画「或る音楽」が完成しました。
歌う、祈る、たゆたう、捧げる、踊る、跳ねる、祝う_洞窟の中で、荒れ狂う波の前で、風吹き渡る草原で、ヒトはこうして音楽を通じて世界と対話してきたのだろう。自分たちを投げ出して演奏するミュージシャンたちの姿から伝わってきます。
10人の演奏家が繰り広げる迫力ある演奏シーン、打合せやリハーサル、自然を含めた高木の制作環境、インタビューなどが織り込こまれながら徐々に立ち現れる「タイ・レイ・タイ・リオ」。誰も明確な答えを出すことはできない問いの、それでもその「答え」に触れるような一瞬がこの映画の中に記録されています。
また、高木正勝の最近作2作品も同時上映されるプログラムとなります。
「或る音楽」
2009年/カラー/HDCAM SR 5.1ch/約72分
出演 : 高木正勝 (piano, vocal) 田口晴香 (vocal) ヤドランカ (vocal, saz) 松平敬 (vocal) 熊澤洋子 (violin) 金子鉄心 (uilleann pipes, sax) ヤマカミヒトミ (flute, sax) OLAibi (percussion) 佐藤直子 (percussion) 沢田穣治 (contrabass)
音楽&舞台映像 : 高木正勝
監督 : 友久陽志
プロデューサー : 林口砂里 信田眞宏
撮影 : 志田貴之 友久陽志 鈴木周一郎 翁長周平 野田和宣
撮影協力 : 小川宣幸 生田岳大
コンサート録音 : 林健司
ミキシング : 高木正勝
ビデオ編集 : 五十嵐聖
編集アシスタント : 補永直樹
整音 : 原真人
整音アシスタント : 大島健太郎
宣伝 : 久保風竹 山内善雄
アートディレクション : 近藤一弥
協力 : 目黒区芸術文化振興財団 岩手県立美術館
ブルース・インターアクションズ リュウ
エディス・グローヴ デュース ディスクガレージ
芝浦スタジオ ローランド 小輝日文 クランク
ソニーPCL マザース ブック
制作・配給 : エピファニーワークス
同時上映
「Homiĉevalo」(ホミチェヴァロ)
2008年 12分
出演 : ベイヤード(堀井厩舎)
大淵靖子(多摩美術大学芸術人類学研究所)
映像・音 : 高木正勝
企画 : 多摩美術大学芸術人類学研究所
「NIHITI」(ニヒチ)
2008年 7分
映像・音 : 高木正勝
企画 : 独立行政法人理化学研究所
発生・再生科学総合研究センター
2009年7月4日(土)~7月24日(金) 21:00~
渋谷ユーロスペースにてレイトショウ http://www.eurospace.co.jp/
料金:1,700円|大学・専門学校生1400円|会員・シニア1200円
2009年7月18日(土)~7月24日(金) 20:35~
名古屋シネマテークにて3作品を上映 http://cineaste.jp/
料金:当日券のみ
一般1,500 円|大学1,400 円|シニア1,000 円
中学・高校・予備校生1,200円|会員1,200円
詳しくはコチラから!
●Orient Express Recommends July.2009
Imidiwan Afrik Tendam / Tinariwen
FUEGO / BOMBA ESTEREO
Ma Rida / YAS
●Oriental Express Head Line
この週末7月24、25、26日に行われるフジロックフェスティバルにも、アルゼンチンのフアナ・モリーナ、モンゴルのアルタン・ウラグら、スウェーデンのレーヴェンら、ワールド系アーティストが幾組か参加します。
その中でも最もオススメしたいのがアフロビートの創始者フェラ・クティの息子であるシェウン・クティです
。
1983年生まれ。ナイジェリア出身。08年に"エジプト 80"をバックに従えたアルバム『MANY THINGS』をリリース。子供の頃からフェラ・クティのステージに立ち、ナイジェリア~アフリカの問題を啓発しようとする父親フェラ・クティの遺志を継ぎ、生前のフェラ・クティを支えた最強のバンド「エジプト80」を引き継ぐ。兄のフェミ・クティも99年のフジロックに出演しましたが、10年ぶり、今度は父のバンドを引き連れた正統後継者の登場です。
25日のグリーンステージ、26日のオレンジコートに出演します。
FUJI ROCK FESTIVAL '09
開催日:7月24日(金) 25日(土) 26(日)
開場開演:開場 9:00 開演 11:00 終演予定 23:00
開催地:新潟県湯沢町苗場スキー場
入場券:3日通し券 ¥39,800
1日券 ¥16,800(各日限定 10,000枚)
詳しくはFUJI ROCK FESTIVAL '09オフィシャルサイトをご覧下さい。
Na Oil / Seun Kuti
●Orient Express Sudden death:July.2009
毎月、注目のゲストを迎え、それぞれのおすすめ曲を音楽ジャンケン形式にぶつけ合うコーナーです。
今月は西麻布の人気スペース、superdeluxeのプレス担当、そしてDJとしても広く活躍するDJコンノ リュウさんをお迎えしています。
Slip Away / Pat Metheny Group
Sel Que J'aime / Smadj
■番組タイトル:「Orient Express」
■パーソナリティ:サラーム海上
■放送日時:7月22日 水曜日8:00~10:00
※ 7月22日 水曜日16:00~ 18:00、24:00~26:00再放送 7月26日 日曜日12:00~14:00
■番組宛メール:メールはコチラ