今月はフィンランド特集です!!!

風薫る5月、世間はゴールデンウイーク真っ只中といったところでしょうか。
「World Music Styles ~Ceitic Note」第9回目の放送内容をご紹介します。

今回はフィンランドに出張してきたので、フィンランドの素敵なアーティストたちを
紹介していきたいと思います。フィンランドは厳密に言うとケルト圏ではないのです
が、ロシアやスウェーデンにも影響をうけた独自の文化があり、
ムーミンやノキアを生み出したとてもユニークな国です。

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■特集:フィンランド1            
       
まずはフィンランドで一番有名な伝統音楽のグループと言えば、ヴァルテイナ。
日本にも何度も来日してますね~。

M1:『Aitara』by Varttina from 25
M2:『Seelinnikoi』 by Varttina from 25

ここで嬉しいプレゼントがあります。

ヴァルティナの結成25周年のツアーパンフ
(ただしすべてフィンランド語です。写真は素敵ですよ!)
とヴァルティナも収録したレーベルサンプラーを3名の方にプレゼント。
応募先はメールにてnote@joqr.netまで。
締切は5月末日まで。
発表は発送をもってかえさせていただきます。
ぜひご応募ください。

M3:『Ahma』by Maria Kalaniemi from Ahma
フィンランド伝統音楽の女王マリア・マリニエミのアコーディオンは
最高のリズム感で聞いていて非常に気持ちが良い!
またフィンランドにおける伝統音楽のユニークな点について、彼女のコメントをご紹介しています。

M4:『Haudankaivaja/The Gravedigger』by Sanna Kurki-Suonio from HURIA
スウェーデンのヘロニンガルナの「トラ」というアルバムでも印象的な声を聞かせて
くれていたサンナ・コルキウオニーヨの最新盤より。

M5:『Embers』by Senni Eskelinen String Puree Band from same
そしてフィンランドの伝統楽器カンテレをもちいたユニークな新人トリオ。
シベリウス・アカデミーのフォーク部とジャズ部は隣同志ということもありコラボが多い。
カンテレは琴のような音がする楽器で、とてもユニーク。いつか特集してみたいですね~。
センニが彼女のエレクトリック・カンテレを紹介してくれています。

M6:『Maahan』by Alamaailman Vasart from Maahan
M7:『Kyyhylly』by Alamaailman Vasart from Maahan

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今回観たライブの中で圧倒的に面白かったのが、この「フィクショナル・ワールド・ミュージック」と
自らを説明するアラマーイルマン・ヴァサラット。ヘヴィメタみたいなルックスの
心優しい男たち6人グループ。
ある意味、非常にフィンランド的なバンド。リーダーのヤルノさんにお話をうかがいました。

●Celtic Desitination Tokyo●                 

Celtic Destination Tokyoのコーナー、このコーナーでは日本でも気軽に体験できるケルト関係の
スポットを紹介しております。 第2回目の今回は東京四ッ谷にあるアイリッシュパブ
「モリガンズ」さんにお邪魔しました。四ッ谷と麹町の間、新宿通り沿
い2Fにあるモリガンズさんは上智大学の学生さんで早い時間から溢れていました。

地図はこちらを参照ください。
モリガンズのホームページはこちら 
「モリガンズ」TEL:03-3512-2597 

さくっと香ばしい「フィッシュ&チップス」

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おいしかった「ゴーヤーチャンプルー」

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毎回頼むのが恒例になっています「シェパーズパイ」

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ライブも予定されています。
5月のスケジュールは下記の通りです。

5/1 南浦和ケイリーバンド
5/15 クリス・シルバ
5/23 ガンアニム

店長の歳谷さんの選曲でU2をお聞きいただきます~。
M8:『WITH OR WITHOUT YOU』By U2

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角田光代さんの「Celtic Note紀行」

1. The Clare Reel / Martin Hayes & Dennis Cahill
2. En Timme I Ungern / Vasen
3. O’Carolan’s Welcome / Lunasa

提供:三井不動産レジデンシャル


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■特集:フィンランド2

今回ライブをたくさん観た中で圧倒的にかっこよかったのが、話題のこのグループ、
ツミ・サウンド・システム。

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フィドル2台、アコーディオン、サックス、ギター、ウッドベース、ドラムによるツミ・サウンド・システム。圧巻でした。

M9:『Friskis & Svettis』by Tsuumi Sound System from Hotas
M10:『Tuulin Ja Hannun Haavalssi (Wedding Waltz)』from Hotas

そしてなんと現地のショーケースライブで許可をもらってライブを録音することができました。
ノルディック・トゥリーというスーパーグループです。

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巨匠アルト・ヤルヴェラ、巨匠ティッモ・アラコティア、そしてスウェーデン人で
こちらも有名なハンス・ケンネマルクのトリオで、圧巻でした。

M11:『Konsti Ton/Weired Tone』by Nordic Tree - live recording
M12:『Poppis』by Nordic Tree - live recording

●トラブル・イン・ザ・キッチン●   
6/13 浜松町文化放送メディアプラスホールにて無料ライブイベントを行う
トラブル・イン・ザ・キッチンはオーストラリア、メルボルン在住のアイリッシュバンドです。
すでに活動歴10年選手が初来日。詳細はコチラから↓

トラブル・イン・ザ・キッチン無料ライブイベント

M13:『The Pleasure Place』from The Next Turn
M14:『Sarah Island』from The Next Turn

というわけでエンディングは、音楽生活25周年のメアリー・ブラックの2枚組のベス
トアルバムより。彼女の地元アイルランドでの最大のヒット曲をご紹介します。
M15:『Katie』by Mary Black from 25 yeas 25 songs

番組タイトル:「Celtic Note」
パーソナリティ:野崎洋子
放送日時: 毎週木曜日 午前6時~午前8時、午後12時~14時、午後8時~10時
毎週日曜日 午後12時~14時
番組宛メール: note@joqr.net

アイルランドに行ってきました。

4月になりました。今回はヨーロッパで取材してきたミュージシャンたちの元気な声と共にお届けします。
まずは現在アイルランドで一番の話題であるこの曲から。

M1:「The ballad of Ronnie Drew」 U2, Dubliners, Kila etc

ダブリナーズのロニー・ドリューのトリビュート曲。参加アーティストはU2、シネイド・オコナー、コアーズのアンドレア・コアー、メアリー・ブラック、ポール・ブレイディ他、ONCEでオスカーを受賞したグレン・ハンザードなど。特にグレンはスタジオに来ることができず、スタジオと電話でつないで無理矢理参加しているのが印象的です。このCDシングルを番組をお聞きの皆さん3名様にプレゼントいたします。詳しくはぜひ番組をチェックしてみてください。

■特集1:ルナサ

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ルナサは96年ごろ活動を開始し97年にファーストアルバムを発表。以降11年シーンのトップで活動してきました。日本にも何度も来日し人気のあるグループです。フィドル、フルート、パイプス、ギター、ベースという編成でオールインストバンド。今回はアイルランド南西部キラーニーに、コンサート中のルナサを訪ねました。前回この町で彼らがコンサートをやったのは6、7年前だったそうですが、なんとその時はバンド始まって以来の大変なアクシデントがあったとか。フルートのケヴィンが話をしてくれています。

M2: Lunasa『The morning nightcap』from "The Story So far"
M3:Lunasa『Killarney boy of pleasure』from "The Story So far"
M4: Lunasa『Cregg's Pipes』from "The Story So far"
       
■新コーナー:Celtic Destination Tokyo

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ここで新しいコーナーです。東京でも気軽に体験できるケルト関係のスポットをご紹介していきます。第1回目の今回は東京恵比寿にあるアイリッシュパブ、「イニシュモア」さんにお邪魔しました。特にこちらではご飯が美味しくて、取材と称していろんなものを食べちゃいました!アイルランド系英国人のジョンさんが彼のおばあちゃんのレシピを再現してくれているのだそうです。

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アイルランドの「肉じゃが」?シェパーズパイです。

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これがギネス・フレイヴァード・ソーセージ。お芋の上に乗っているのがミソです。

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これはこの時期だけのメニューですがアップルケーキにカスタードがかかったもの。

皆さんもぜひお店を訪ねてみてくださいね。お店の公式ページはこちらです。↓

イニシュモアのホームページはこちら

そして今回ご案内してくれた店長の田中さんの推薦の1曲がこちらです。

M5:Kila『闇をぶっとばせ』from "ルナパーク"

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角田光代さんの「Celtic Note紀行」

1. Diamond Mountain / Sharon Shannon
2. Caledonia/ Dolores Keane
3. Western Highway / Maura O'Connell

提供:三井不動産レジデンシャル


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■特集2:スヴェング

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夏は白夜、冬はオーロラが楽しめる森と湖にかこまれた北欧の国フィンランド。最近は「学力NO1の国」としても有名です。スヴェングはそんなフィンランドの名門シベリウス・アカデミーで結成されたハーモニカのカルテット。結成5年目を迎えるユニークな彼らはステージも爆笑もので、とっても楽しいのですが、今回はザルツブルグで9月の来日にかける意気込みを語ってくれました。
  
M6 :スヴェング「ハイドゥーカ」from "Jarruta"
M7:スヴェング「ハウルの動く城」from "Jarruta"        
M8:スヴェング「おばあちゃんのタンゴ」from "Jarruta"          
M9:スヴェング「クアクアコメキキ」from "Jarruta"        
M10:スヴェング「スヴェング・タイム・ラグ」from "Svang/First album"

最後は4月に来日するドーナル・ラニー&アンディ・アーヴァイン率いるモザイクの新作「Changing Trains」から2曲お届けします。皆さんも圧巻のライブをお見逃しなく!

04/04(金)京都 磔磔
04/06(日)名古屋 得三
04/07(月)横浜 サムズアップ
04/08(火)渋谷 DUO
04/09(水)吉祥寺 スター・パインズ・カフェ

M12 :Mozaik『O'Donoghue's』from "Changing Trains"
M13 :Mozaik『Nikola's Daichevo/The Humours of Parov』from "Changing Trains"

番組タイトル:「Celtic Note」
パーソナリティ:野崎洋子
放送日時: 毎週木曜日 午前6時~午前8時、午後12時~14時、午後8時~10時
         毎週日曜日 午後12時~14時
番組宛メール: note@joqr.net

 

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