「Celtic Note」 ケルティッククリスマス・・・
さてCeltic Note、12月はクリスマスということで今回はもう10年近く続いているケルト音楽の日本での最大のイベント「ケルティック・クリスマス」の特集です。そしてスタジオに初のゲストをお迎えしました。今までは私がテレコをもってアーティストを取材ということはやったことがあったんですけ、スタジオにゲストがいらっしゃるのは始めてです。おかげ様で、すっかりはしゃいでしまい、あまりに楽しくて忘年会のノリになってしまったことを深くおわびいたします。収録が夜だったのが、いけなかったかも(笑)
ゲストは「ケルティック・クリスマス」の制作をしているプランクトンの井内隆幸さんと萩原隆成さん。98年に始まったケルティック・クリスマスの思いでとともに関連アーティストの音楽を聞いていきましょう。萩原さんお得意の「ケルト川柳」もお楽しみに。
M1 :Loreena McKennitt『Snow』from "A Winter Garden"
1曲目はクリスマスの雰囲気を出すためにロリーナ・マッケニットのクリスマス・ソングを聞いていただきました。チェロが抜群にカッコ良い!
なんと98年のケルティック・クリスマスはアイリッシュ・ミュージックの最高峰と言われるこのバンドでした。
M2 :Coolfin『Spanish Point』from "Coolfin"
そして一緒に来たのがアイルランドのリアム・オメンリィ(ホットハウス・フラワーズ)、アンディ・ホワイト、そしてオーストラリアのティム・フィンの3人によるユニット、ALTでした。この曲はドーナルがプロデュースしたTVシリーズのための録音でホットハウス・フラワーズがポール・ブレイディで有名なこの曲を歌っています。
M3 :Hothouse Flowers『Lakes of Ponchartrain』from "Bringing it all back home"
99年のケルティック・クリスマスはアイルランドを代表する女性歌手のメアリー・ブラックとカルロス・ヌニェス(with Donal Lunny)の2本だてでした。
M4 :Mary Black 『Don't say Ok』from "Speaking with the angels"
2002年のケルティック・クリスマスはNEW YORK育ちのかっこいい女性フィドラー、アイリーン・アイヴァース、そしてダーヴィッシュが初来日。最近までケルティック・ウーマンで活躍していたメイヴと盛り沢山のラインアップでした。その中で一番光っていたのがデンマークのハウゴー&ホイロップです。
M5 :Haugaard & Hoirop『2箱のビール/ロード・マイケル/Aのリール』from "Forest"
そしてデュオといえばこの二人。2003年のケルティック・クリスマスに参加。歴代ケルクリ・アクト(笑)の中で私の一番のお気に入りは彼らです。めっちゃかっこいいです!
M6 :Liz Carroll & John Doyle『 Rooling in the Bareel』from "In Play"
この番組のテーマになっているシャロン・シャノンもケルティック・クリスマスに出たことがあります。
M7 :Sharon Shannon『Maguire and Peterson』from "Out The Gap"
そして2004年はアルタンがヘッドライナーでした。ほのぼのとした良いクリスマスでした。
M8 :Altan『Tommy People's 』from "Local Ground"
M9 :Altan『Close Your Eyes』from "Local Ground"
2005年はバンド結成10周年を迎えたアメリカとアイルランドをつなぐ最強のバンド。
M10 :Solas『Coconut Dog/Morning Dew』from "Reunion Live"
昨年のケルティック・クリスマスには、ブルグラスのドン、ティム・オブライエンが久々の来日となりました。グラミーを受賞したこのアルバムから。
M11 :Tim O'Brien『Pretty Fair Maid in the garden』from "Fidder's Green"
そして昨年のヘッドライナーは、アイリッシュミュージックにベースを取り入れた人気のこのバンド。
M12 :Lunasa『The Cullybacky Hop』from "6~シェイ~"
今年のケルティック・クリスマスには、チーフタンズのツアーでもおなじみのピラツキ兄弟とキャラ・バトラー、そしてハープのトリオナ・マーシャルらで結成されたトレッドがやってきます。ピラツキ兄弟のあの圧巻の足捌きがまた見れると思うと本当に楽しみ!
M13 :Tread『CJR(クロッグ、ジグ、リール)』from "Live from Matt Molloy's"
M14 :Tread『Finally』from "Live from Matt Molloy's"
そしてヘッドライナーはリバーダンスで一躍シーンのトップに躍り出たアヌーナ。2度目の来日になります。クリスマスにぴったりの美しいコーラスは最高です。
M15 :Anuna『Home and Heartland』from "Riverdance"
M16 :Anuna『Away in a manger(まぶねの中で 』from "Winter Songs"
M17 :Anuna『 Winter Fire & Snow 』from "Winter Songs"
ケルティック・クリスマスの公演情報は下記のURLを参考にしてください。
http://www.plankton.co.jp/xmas07/
最後はクリスマスらしくお母さんがアイリッシュのこの人で。ちなみに彼のお父さんはイタリア系で、ブライトンあたりでアイスクリーム屋さんをやっていたそうです。
M18 :Chris Rea『Driving home for Xmas』from "New Light through old window, best of..."
■番組タイトル:「Celtic Note」
■パーソナリティ:野崎洋子
■放送日時: 毎週木曜日 午前6時~午前8時、午後12時~14時、午後8時~10時
毎週日曜日 午後12時~14時
■番組宛メール: note@joqr.net