鈴木ビンのご挨拶と12月27日の「シネマンボ」、試写会プレゼントもあります!
年末になると何かと忙しく、家でDVDを観る時間は作っても
なかなか映画館に足を運ぶ時間ことができずストレスがたまっております。
とは言え先週末、強行軍で、佐藤嗣麻子監督、金城武主演の「K-20」を観にいきました。
この映画の製作会社は、「ALWAY 三丁目の夕日」で昭和30年代を再現したCGが話題を呼んだ「ロボット」。
今回も冒頭シーンで広がる昭和24年の帝都(東京ですね)の風景が圧巻です。
※ちなみに細かいロケシーンは、「魍魎の匣」などと同じく中国で撮影されているようですね。
朽ちたレンガ作りの倉庫街などはどうしても日本よりも中国の方がレトロ感が出ますね。
実はこのロボットという会社、私にとってはとても記憶に残っている会社なんです。
というのも今から6年以上前の2000年。
世界が日韓ワールドカップの決勝戦で狂乱の渦の中にいた6月30日、ブータンではFIFA主催で「最弱決定戦」がランキング202位のブータンと203位(最下位)のモントセラトの間で行われていました。
そしてそのドキュメンタリー映画をオランダの会社と共同制作していたのが日本のロボットだったわけです。
それだけではなく、何と文化放送の番組の中でロボットのプロデューサーにレポートをお願いし、最新情報を生番組でお送りしました。
「どちらが世界一弱かったか」という試合結果を「世界で一番早く伝えた」のが文化放送だったというわけ。
その後、特段のお付き合いはありませんが、踊る大捜査線、海猿など大ヒット映画でロボットの名前を目にするたびに嬉しく思います。
思えばよくぞブータンから、しかも撮影の合間を縫ってラジオ番組のために協力してくれたものだと思い起こし、感謝の念とともに。
ちなみにこのブータンでの試合は、オーストラリアなどの制作で「ザ・カップ」という映画にもなっていますのでこちらもご覧あれ。
27日のシネマンボでは、鈴木ビンが今年、印象に残った映画を数本紹介いたします。
番組の中では残念ながら時間の関係で紹介できないルーマニア映画の「4ヶ月、3週間と2日」などは、僕が会員になっている日本映画ペンクラブで投票したいと思っています。
媒体が変われば薦めたい映画も気分で変わってしまうという優柔不断な私です。
ちなみに私が国会議員の方やジャーナリストの方たちと参加しています映画の会では、今年のナンバーワン映画は「闇の子供たち」でした。
あなたの今年ナンバーワン映画は何ですか?(Bin)
今週12月20日の放送内容です。
■シネChoice
「そして、私たちは愛に帰る」「ティンカーベル」
■ピックアップシネマンボ
2008年に出会って幸せだと思った映画
「ヒトラーの贋札」「マイ・ブルーベリー・ナイツ」「TOKYO!」「ダークナイト」
「Into The Wild」「潜水服は蝶の夢を見る」
■DVDChoice
「クライマーズ・ハイ」
☆プレゼント
日本最北の動物園、旭山動物園。幾たびもの廃園の危機にさらされながら、動物たちの一番美しい姿を見てほしいという一途な思いのもとに、園長と飼育スタッフはとてつもなく素晴らしいアイディアを思いつきます。
この作品は、逆境にあっても決してあきらめることなく、動物たちを信じ、愛し、夢を叶えた人々の愛と奇跡の感動の物語です。
この「旭山動物園物語 ~ペンギンが空をとぶ~」の試写会に、25組50名様をご招待します。
詳しくは、番組をお聞き下さい。
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