「聴いて学ぶアイルランド音楽」が発売された翻訳家/音楽評論家のおおしまゆたかさん、鈴木茂さんがスタジオに。

「World Music Styles ~Ceitic Note」第18回目の放送内容をご紹介します。
今月はアルテスパブリッシングから「聴いて学ぶアイルランド音楽」が発売された翻訳家/音楽評論家のおおしまゆたかさんと、編集者の鈴木茂さんにゲストにいらしていただきました。


まずは特集に入る前に1曲。5月に来日が決まった北欧の巨匠グループです。


M1 :『Konsti Ton/Weird Tone』by Nordik Tree from "Nordik Tree"


来日は
5月28日 武蔵野文化会館小ホール
5月30日 吉祥寺Star Pine's Cafe


こちらをご参照ください。

N3_playing_middle.jpg

■特集:おおしまゆたかさんと鈴木茂さんをお迎えして■


特集の前半はまずおおしまさんがアイルランド音楽を聞くようになったきっかけや、珍しい音源を聴いていきます。


M1 :『Medley - The lark in the morning, Rakish Paddy,
Foxhunter's jig, Toss the Feathers』by Fairport Convention from
"Liege&Lief"
M2 :『MONTH OF JANUARY』by Dolores Keane & John Faulkner
from "Broken hearted I'll wander"
M3 :『Teddy O'Neill』by DE DANNAN from "Ballroom"
M4 :『Fair London Town』by Susan McKewon, Rhys Jones, John
Doyle, Athena Tergis, Seamus Egan and Tim Collings from "ABSOLUTELY
IRISH"
M5 :『Siuil A Run』by 元ちとせ from "蛍星"
M6 :『Cregg's Punch』by O'JIZO from "Live at KENNY's"
M7 :『Abbey Reel set』by Modern Irish Project from "Modern
Irish Project"


そしてリスナーの方のリクエストにお答えして、、、
M8 :『THE DANCE OF THE CHERRY TREES』by JOHN SPILLANE from
"WILL WE BE BRILLIANT OR WHAT?"
皆さんもリクエスト、お便りお送りください。アドレスはnote@joqr.net ですよ~。


今回読ませていただいた方にはアイリッシュ・ネットワーク・ジャパンさん提供の
ポストカードにもなるアイルランドの風景が綺麗なカレンダーをプレゼントいたしました。
カレンダーご応募の方は感想を添えてぜひメールをください。


■Celtic Destination Tokyo■           

       
Celtic Destination Tokyoのコーナー、このコーナーでは日本でも気軽に体験できる ケルト関係のスポットを紹介しています。11回目の今回はアイルランド専門の旅行代理店さん、ICTさんに伺い、岡田紀子さんにお話をうかがいました。アイルランドへの長期滞在、ウェディングや留学など多くの旅行者の方の相談にのっているそうです。曲は岡田さんに選んでいただきました。


M9 :『NEW YEAR'S DAY』by U2 from "U2 18SINGLES"


ICTさんに関する情報、地図など詳しい事はこちらをご参照ください。

  
■特集:おおしまゆたかさんと鈴木茂さんをお迎えして■


特集の後半は好評発売中の「聴いて学ぶアイルランド音楽」を中心にお話をうかがいます。
なんと27曲収録されたCDもついて\2,500というお買い得価格!


DSCF4840.jpg

いわゆるテキスト、教科書という感じの本なんですが、導入部分といい、掘り下げていく過程といい非常に分かりやすい!

DSCF4841.jpg

たくさんのアーティストのコメントも紹介されていますが、ルナサのケヴィンやマーティン・ヘイズもとっても活躍しています。


M10 :『Reels:The Allow and The Dualloa』by Jackie Daly from
"DOMHNACH IS DALACH - MANY'S A WILD NIGHT"
M11 :『LUCY CAMPBELL/THE BOYS OF BALLISODARE reels』by
Paddy Canny, PJ Hayes, Peadar O'Loughlin & Bridie Lafferty from "AN
HISTORIC RECORDING OF IRISH TRADITIONAL MUSIC"
M12 :『Garrett Barry's Jig,The Lark in the Morning
(jigs)』by Leo Rickard from "PURE PIPIN"
M13:『SADAKO(AND THE PAPER CRANES)』by TOMMY SANDS from
"The Heart's A Wonder"


この本に関する詳しいことは、アルテスパブリッシングさんのホー
ムページへ。
こちらへ。


またおおしまゆたかさんはアイルランド音楽の情報が満載のブログ
「クラン・コラ・ブログ(アイルランド音楽の森」を運営されています。
アイリッシュミュージックファンは必読ですよ。
詳しい情報はこちらへ。


最後は、とってもユニークなアーティストの来日情報です。
2月にはじめて日本にやってくるエストニア出身のフィドル奏者、ティト・キカス。
エストニアはバルト3国の一つ。新しい北欧として音楽シーンも要注目ですよ。
エレクトリック・ヴァイオリンの魔術師。映像とのコラボのライブは必見!


2009年2月21日(土)吉祥寺Star Pine's Cafe
2009年2月22日(日)兵庫 古民家HANARE


詳しい情報はこちらへ。
M14:『Play with Strings』by Tiit Kias from "ストリング・ セオリー"


番組タイトル:「Celtic Note」
パーソナリティ:野崎洋子
放送日時: 毎週木曜日 午前6時~午前8時、午後12時~14時、午後8時~10時
毎週日曜日 午後12時~14時

2009.02.21
ティト・キカス来日公演2009に5組10名様をご招待

tiit_feb.jpg

エレクトリック・ヴァイオリンの最高峰!
アヴァンギャルドでイノベイティブなアーティスト
現在バルト海エリアでもっとも注目されるティト・キカス、初来日決定!



【ティト・キカス】
ティト・キカスは、エストニアの首都タリンで75年に生まれた。ヴァイオリンは4才の頃から始め、近所の人たちをそのあまりにも激しい練習量で苦しめたのだという。

90年初頭から世界の伝統音楽、とりわけアイルランドの伝統音楽の虜となったティトは94年にエレクトリッ ク・ヴァイオリンを手にし、以降それが彼のメインの楽器となった。最も影響をうけたフィドル奏者ステファノ・グラッペリだそう。

95年から96年まで隣国フィンランドの名門シベリウス・アカデミーに学び、同窓生からの情報によるとアカデミーでのティトは授業に熱心に参加するよりも毎晩のようにスタジオにこもり自分の音楽を追求し続けていたらしい。

現在エストニア国内ばかりではなく海外の映画やTVやラジオの音楽の制作を担当し、プロデュースしたりアレンジを手掛けた作品が賞にノミネート、ワールドミュージックのチャートに3ケ月以上もチャートインするなどその活躍は目覚ましい。

2002年のユーロヴィジョンコンテストではインターバルの音楽を担当するなど売れっ子の彼だが、アカデミーで学んだ一番大事なことは「インディペンデントになること」「レコーディングにすべての過激なアイディアを注ぎ込むこと」だそうで、まったく1人でヴァイオリンだけで制作した初のソロアルバム「ストリング・セオリー」は彼が本当に目指した自らの姿だと言える。ライヴは映像とのコラボレーションで、たった1人、1台のヴァイオリンから生み出されるあらゆるサウンドで、イマジネイティブな世界を構築していく。




デビューアルバム「ストリング・セオリー」好評発売中!

タイトル:ストリング・セオリー
アーティスト:Tiit Kikas
¥2520(税込)
国内盤 CD
CD
発売日: 2008/12/14
組枚数: 1
規格品番: MPKM-033
レーベル: THE MUSIC PLANT


この公演にリスナーの皆様、5組10名様をご招待いたします。



日程:2009年2月21日(土)18:00 ~
会場:吉祥寺Star Pine's Cafe(JR吉祥寺駅・北口)
募集組数:5組10名様
応募方法:「ティト・キカス応募フォーム」よりお願いいたします。
応募締め切り:2/10(火)タイムスタンプ有効

 

Celtic_Note