「第9回東京フィルメックス」開幕&11月22日の放送内容
今日から第9回東京フィルメックスが始まりました。
オープニングセレモニーでは、恒例の林加奈子ディレクターによる開会宣言、市山尚三プログラムディレクターからのコンペティション参加作品の紹介、そして、審査員の紹介です。
審査委員長は野上照代さん(黒澤プロ プロダクション・マネージャー)韓国のソン・イルゴン監督、香港の俳優梁家輝(レオン・カーファイ)氏、フランスのジャーナリストで映画評論家のイザベル・レニエさん、ブラジルからサンパウロ映画祭代表のレオン・カーコフ氏が登壇しました。
今年は、日本人ブラジル移住100周年を記念して、各部門でブラジル映画の魅力溢れる個性的な作品が多数上映されます。
日本の吉田喜重監督を含む18人の映画作家による17作品に、カエターノ・ヴェローゾがナレーション、楽曲を提供した「ウエルカム・トゥ・サンパウロ」を上映。
特集上映もブラジルのジョアキン・ペドロ・デ・アンドラーデ監督の作品が紹介されます。
特別招待作品は、杜_峰(ジョニー・トー)監督の「文雀」、ホン・サンス監督の「夜と昼」、園子温監督の「藍のむきだし」など12作品。コンペティション部門は、熊切和嘉監督の「ノン子36歳(家事手伝い)、于広義監督の「サバイバル・ソング」、唐暁白(エミリー・タン)監督の「完美生活」、ソヨン・キム監督の「木のない山」など10作品。
その他、注目したいのは、日活で数々の名作を残した蔵原惟繕監督の特集が組まれています。
第9回東京フィルメックスは、11月22日から30日まで、有楽町朝日ホールをメイン会場に開催されます。
今週11月22日の放送内容です。
■シネChoice
「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」「ブラインドネス」「俺たちに明日はないッス」
■ピックアップシネマンボ
のどかな曲が恐怖をあおる映画特集
「世界残酷物語」「時計じかけのオレンジ」「ブルーベルベット」
■シネマ・ワールドマップ
オーストラリア「プリシラ」
■DVDChoice
「ミラクル7号」
今週のプレゼントは、12月6日(土)より全国ロードショーの高橋克典主演「特命係長 只野仁 最後の劇場版」の「只のメガネホルダー」です。
番組へのメールもお待ちしています。
特集でとりあげてほしい映画、俳優。映画音楽のリクエストや番組の感想などお待ちしています。
メールアドレスは、cinema@joqr.net。
お聞き逃しなく!(Neri)