1月12日からの番組内容

毎月、月替わりのお客様をお迎えして映画に関する様々な話題やおすすめ映画をご紹介していきます。
1月は、久々の男性ゲスト、映画ライターの杉山亮一さんです。
杉山さんは、映画会社にお勤めで、空いている時間には映画ライターとして活躍なさっている方です。

今週のテーマは「怪獣映画シリーズ」。

「今週のおすすめ」は、アメリカ映画「U.M.A. レイク・プラシッド」と日本映画「それでもボクはやってない」です。

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U.M.A. レイク・プラシッド

メーン州北部の人里はなれた静かな湖で、ダイビング中の男が胴体をまっぷたつに喰いちぎられる事件が起こった。ニューヨーク市の自然史博物館から派遣された古生物学者ケリーは、回収された歯を調べることになる。ケリーが、メーン州保安官ハンクと、メーン州狩猟監視官ジャックとチームを組み調査を進めるにつれ、付近で長い間に多くの行方不明者や、家畜、そして野性動物の骨が発見されていることが明らかになる。予期せぬ結果に戸惑いながらも、ケリーはジャックと力を合わせて、原因の究明にあたるのだが……。
こんなたいへんな事件が起きたのに、ビル・プルマンとブリジット・フォンダの恋愛模様を描いているところが、何とも良いです。(杉山亮一さんのおすすめ)

U.M.A. レイク・プラシッド 1979年
監督:スティーヴ・マイナー
出演:ビル・プルマン, ブリジット・フォンダ
DVD発売中 (税込) 3,129円

それでもボクはやってない

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(c)2006-2007 フジテレビジョン アルタミラピクチャーズ 東宝

これまで学生相撲や修行僧、そして社交ダンスと、独自の視点と切り口でエンタテインメント作品を発表してきた周防正行監督が、11年ぶりの映画に選んだテーマは、“裁判”。
それも、深刻な社会問題となっている“痴漢冤罪事件”。
100%社会派ドラマなので、これまでのような笑いの部分は全くありません。痴漢に間違えられたひとりの青年の裁判を通して、日本の刑事裁判制度の問題点を明らかにしていくのですが、裁くのも裁かれるのも人間であるというこわさを実感します。
旬の俳優加瀬亮のリアルな演技、役所広司の巧さで、最後まで緊張感あふれる展開です。(Neriのおすすめ)

それでもボクはやってない
1月20日よりシャンテ・シネほかほかにてロードショー
監督:周防正行
出演:加瀬亮、瀬戸朝香、役所広司 
配給:東宝
公式サイト:http://www.soreboku.jp
(c)2006-2007 フジテレビジョン アルタミラピクチャーズ 東宝

 

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