12月8日からの番組内容

毎月、月替わりのお客様をお迎えして映画に関する様々な話題やおすすめ映画をご紹介していきます。
12月は、キネマ旬報の松本志代里さんと一緒に2006年の日本映画を振り返っていきます。
今週は4月から6月までに公開された作品。
話題に出てくる作品は「LIMIT OF LOVE 海猿」「青いうた〜のど自慢青春編」「間宮兄弟」「嫌われ松子の一生」「初恋」「ブラックナイト」ほか。

「今週のおすすめ」は、日本映画「武士の一文」とイタリア映画「人生は、奇跡の詩(うた)」です。

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人生は、奇跡の詩(うた)

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『ライフ・イズ・ビューティフル』の感動から10年。世界を感動の涙に包んだあのロベルト・ベニーニが贈る究極の夫婦愛を描く珠玉のラブストーリー。
「真実はもっともらしい嘘と共に語らなくては」と語る彼らしく、笑いとユーモアをベースに、切ない出来事や残酷な現実をさらりと織り交ぜる奥深さは絶品。世界にひとつの、そして普遍の、愛の形を描きたくて、ベニーニが全身全霊をかけた珠玉の最新作です。
過酷さを増すイラク戦争のさなか、最愛の人が戦渦に巻き込まれ意識不明に。最愛の人の命を救うためにすべてをなげうってイラクへ飛び、看病する主人公。その甲斐あって、意識は回復すしますが記憶は戻りません。
そんなある日、彼女の姿が主人公のの前から消えてしまいます。
ベニーニが、深刻な事態の中の滑稽さを見事に表現して、彼のコメディセンスに改めて脱帽。ファンタジーのようでいて、ブラック。この二人の関係が、最後になってわかるという構成のうまさもなかなか。(Neriのおすすめ)

人生は、奇跡の詩(うた)
監督:ロベルト・ベニーニ
出演:ロベルト・ベニーニ ジャン・レノ ニコレッタ・ブラスキ
12月9日よりシャンテ シネ他全国ロードショー配給:ムービーアイ
公式サイト:http://www.movie-eye.com/jinsei/

 

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