「東京国際映画祭」チケットとオリジナルグッズをプレゼント!

「東京国際映画祭」 コンペ部門鑑賞チケットを10組20名様、オリジナルグッズ(クリアファイル、ストラップ、ボールペンのセット)を10名様にプレゼントします!
詳細は、以下へアクセスしてください。

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10月13日からの番組内容

毎月、月替わりのお客様をお迎えして映画に関する様々な話題やおすすめ映画をご紹介していきます。
10月は、映画のパブリシスト、細川朋子さんです。
今回は、仲間4人と立ち上げたグアパグアポという会社から独立、フリーとして宣伝に携わり、映画祭の広報を担当した頃のお話。
今週も興味深い話がいっぱいです。ぜひお聞き下さい。

「今週のおすすめ」は、韓国映画「弓」と台湾映画「百年恋歌」です。

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広い海に浮かぶ船の上で、2人きりで暮らす老人と少女。10年前、老人がどこか
らともなく連れて来て、宝物のように大切に育ててきた少女が、もうすぐ17歳に
なります。
その日が来たら、結婚式を挙げる…それは老人にとっては生きる目的であり、少女
にとっては彼への愛と信頼の証でした。
老人の船で海釣りを楽しむ客たちは、2人の関係を好奇の眼で見ていましたが、2
人にとって互いを想う気持ちは、空気のように自然で、太陽のごとく温かく、海の
ように深い、かけがえのないものでした。
ところがある日突然、2人の世界に嵐が訪れます。少女が客の青年と淡い恋におち
てしまったのでした。
キム・ギドク監督の「サマリア」にも出演したハン・ヨルムが、無垢な幼女のよう
なあどけなさと、成熟した女性のエロティシズムの危ういバランスを、見事に演じ
きりました。(今週のおすすめ 細川朋子)

監督:キム・ギドク
出演:チョン・ソンファン ハン・ヨルム ソ・ジソク チョン・グクァン 
Bunkamura ル・シネマ にてロードショーにてロードショー中
配給:東京テアトル=ハピネット
http://yumi-movie.net/

百年恋歌

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昨年の東京フィルメックスで上映された「スリー・タイムス」が、「百年恋歌」というタイトルで、一般公開されます。
タイトルでわかるように、1966年、1911年、そして現代の台北を舞台に、100年にわたって描かれる三つのラブ・ストーリーです。
それも、すべて違う話が同じ俳優によって演じられます。三通りの恋人たちを演じるのは、舒淇(スー・チー)と張震(チャン・チェン)。
1966年は、ビリアード場で働く少女と兵役に向かう青年の、一途で純な恋のはじまり。
ぐっと遡って1911年のパートは、辛亥革命前夜の動乱の中で交わされる高官と芸姐の静かな愛。
そして現代2005年、大都会で不器用に生き、傷つきながら惹かれあう恋人たち。という3つの愛の形を、大胆にして繊細な演技、芳醇な映像美、いずれも侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督ならではのタッチで、これらのエッセンスが凝縮された作品です。
最初の話は、監督自身の体験談を元にしたストーリーだそうです。
この作品で、昨年舒淇(スー・チー)が台湾金馬奨の主演女優賞を受賞、その美しい涙を生でみて、もらい泣きしそうになりました。(今週のおすすめ Neri)

監督:侯孝賢(ホウ・シャオシェン)
出演:舒淇(スー・チー)張震(チャン・チェン)
10月21日よりシネスイッチ銀座にて公開
配給:プレノンアッシュ

 

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