8月11日からの番組内容
ゆうばりファンタが中止になってしまいましたね。
とっても残念です。手作りの映画祭で、監督や出演者が車座になって語り合うという、伝説の映画祭だったのに…。
東京のファンタもなくなって寂しいところですが、また形を変えてやるみたいです。
どちらも財政的なもので、こればかりはしかたないですけどね。私たちがお鐘持っていれば…。
で、「今週のおすすめ」は、日本映画「紙屋悦子の青春 」とアメリカ映画「サウンド・オブ・サンダー」。
ぜひお聞き下さいね!!
ゆうばりファンタが中止になってしまいましたね。
とっても残念です。手作りの映画祭で、監督や出演者が車座になって語り合うという、伝説の映画祭だったのに…。
東京のファンタもなくなって寂しいところですが、また形を変えてやるみたいです。
どちらも財政的なもので、こればかりはしかたないですけどね。私たちがお鐘持っていれば…。
で、「今週のおすすめ」は、日本映画「紙屋悦子の青春 」とアメリカ映画「サウンド・オブ・サンダー」。
ぜひお聞き下さいね!!
黒木和雄監督の遺作になってしまった、戦争三部作の最後の作品です。
終戦間近の鹿児島で、両親を東京大空襲で亡くし、兄夫婦とつつましく暮らすヒロインに縁談が持ち上がります。
相手は、密かに心を寄せる兄の後輩が紹介する同僚ということで、複雑な思いを抱きつつも会うことに。朴訥で善良な青年に好感を持ち、彼の気持ちを受け入れると決めた時、思う人が出撃のあいさつに来るのでした。
原作の戯曲を生かして、役者の演技力が試される作りですが、永瀬正敏、小林薫という巧い役者の中で、本上まなみのがんばりにびっくり。ヒロイン原田知世の演技の成熟ぶりも、見ごたえあります。
シンプルすぎるストーリーに、ほとんどが茶の間でのやりとり。動きの少ないシーンで、時に笑わせ、泣かせるダイアローグといい構成といい、とても練られた良い脚本で、静かな反戦を演出する黒木監督の意志が、感動となって伝わってきます。(今週のおすすめ Neri)
紙屋悦子の青春
8月12日より岩波ホールほか全国順次ロードショー
監督:黒木和雄
出演:原田知世 永瀬正敏 小林薫 本上まなみ
配給:パル企画
公式サイト:http://www.michael-movie.com/
異常進化がもたらす人類絶滅の危機、驚愕のSFパニックアクション超大作です。
西暦2055年。人類の長年の夢・タイムトラベルが可能になった時代。6500年前にタイムトラベルし、恐竜狩りを楽しむという画期的なツアーが人気を集めていました。
しかし“わずか1.3gの何か”を過去から持ち帰ってしまったことで全ての生態系に異変を起こしてしまいます。タイム・ウェイブ(進化の波)が押し寄せるたびにその異変は加速。そして最後の波が訪れる時、人類は・・・。
大好きなエドワード・バーンズ出演作ということで。(今週のおすすめ Memi)
サウンド・オブ・サンダー デラックス版
発売元:ジェネオン エンタテインメント
監督:ピーター・ハイアムズ
出演:エドワード・バーンズ, キャサリン・マコーマック, ベン・キングスレー
発売中 \ 3,990 (税込)
ネットの出会い系サイトで知り合った14才の少女とカメラマン。一目で少女に惹かれたカメラマンは、自宅に誘い込む事に成功。
赤ずきんの身にオオカミの魔の手が迫っているように見えたのもつかの間、実は少女が巧妙に仕掛けたゲームが始まっているのでした…。
舞台劇の如く、ほとんどが二人で進められていくもっしつのサスペンスです。14才の少女がここまでするか?!という冷酷な手口に、そして攻守が逆転するスリル、かなり濃密な時間が進んでいきます。
それにしてもエレン・ペイジの凄さ。実際には17才だったそうですが、この演技力は凄いですね。
最後まで展開が読めない面白さ。(今週のおすすめ Neri)
ハードキャンディ
8月5日よりシネマライズほか全国ロードショー
監督:デヴィッド・スレイド
出演:パトリック・ウィルソン エレン・ペイジ
シネマライズにてロードショー
配給:クロックワークス=ファントム・フィルム
公式サイト:http://www.hardcandy.jp/
今年は、日本初公開・未配給の新作韓国映画6本+関連日本映画1本を上映。
複数監督によるオムニバスが2作品ありますので、合計すると実に12人もの監督の映画を見ることができます。
実力派中堅監督、演劇出身監督、女性監督、ドキュメンタリスト、新人、短編映画界のスター監督まで、その才能が発揮されたバラエティ豊かな作品群。
そして、今年のシネマコリアには、もう一つ大きな柱があります。
それは若き日韓の映画人が製作した青春オムニバス『まぶしい一日』と、この作品と密接な関係を持つ日本映画『けつわり』です。いずれも過去・現在・未来にわたる日本人と韓国人の関係性を描いた良心作。等身大の日韓の若者が描かれた、これらの作品を通して、映画界に吹き始めた新しい風を感じられるそうです。
8月5日より、名古屋、大阪、東京、福岡、札幌、北海道愛別で開催。
上映作品:『まぶしい一日』 『けつわり』 『ケンカの技術』 『愛してる、マルスンさん』 『拍手する時に去れ』 『もし、あなたなら2 五つの視線』 『ミスター主婦クイズ王』
ゲスト:田代親世 イ・ジンスク パク・フンシク キム・ソンホ、杉野希妃、ミン・ドンヒョン、ハリム、塩田貞治 シン・ハンソル、ミン・ドンヒョン ユ・ソンドン
舞台挨拶またはティーチインが予定されています。
(C) 2006「I am 日本人」製作委員会
森田健作が製作総指揮・企画・原案、そして出演もする「I am 日本人」の公開に伴い、主演の森本クリスティーナちゃんがスタジオに遊びに来てくれました。
今年はたちというクリスティーナちゃんは、チア・リーディングを特技とする、スレンダーな可愛い女の子。
明るくてさわやかで、映画の主人公そのままです。本人も、脚本を読んでまるで自分の事を描いているようだと、びっくりしたそうです。
単身日本で大学生生活を送るかたわらテレビやCMに出演していましたが、縁あって、映画初出演が初主演というラッキーガール。
豪華な共演者の皆さんに助けられ、とても良い毛kんだったと語っていました。
カリフォルニアに住む日系3世のエミー・ワタナベ(森本クリスティーナ)は、明るく溌剌とした19歳のハイスクール卒業生。
牧場を営む日系2世の父・ジョージ(藤岡弘、)とアメリカ人の母に育てられた彼女は、地元ではボランティアで小学生に日本語を教えていた。
エミーはハイスクールの卒業と同時に、日本の大学への留学を決意する。それは彼女にとって心の祖国への“帰郷”でもあった。
亡き祖父・善次郎(神山繁)が聞かせてくれた日本人の心 - 義理人情に厚く、礼節を重んじ、ワビとサビと大和魂の国、それが、彼女が心に抱く日本であった。
I am 日本人
8月5日より新宿オスカーほか全国にて順次公開
監督: 月野木隆
森本クリスティーナ 森田健作 小野真弓 布施博
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
http://iam-nipponjin.com/