7月7日からの番組内容

私たちはずうっと映画は映画館で見ようね、と言い続けていますが、「映画館に行こう!」の新しいキャンペーンがはじまりますね。
「映画館に行こう!」実行委員会というのがあり、今回は高校生の映画ファンを増やすために、吉本興業と組んで人気お笑い芸人、ほっしゃん。とオリエンタルラジオの3人を起用したそうです。

さて、今月からリニューアルです。
始まったばかりで、もうリニューアル。(^o^)
リスナーの皆さんから、テーマトークよりも映画の紹介を早く聞きたいという声がありまして、テーマトークは軽いネタに変更します。
で、「今週のおすすめ」は、アメリカ映画「2番目のキス」と中国映画「SPIRIT」のDVD。

ぜひお聞き下さいね!!

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2番目のキス

イギリスの人気作家のベストセラーを映画化したものです。
バリバリのキャリアウーマンが、見学に来た数学教師と恋に落ち、ベストパートナーを見つけた幸せもつかの間、彼には大きな秘密がありましした。
それは、レッドソックスの熱狂的なファンで、シーズン中は球場に応援に行くことが最優先。
一緒に楽しむことで彼との時間を過ごしていたのですが、大切な旅行に誘った時に野球を理由に断られ、彼女はひどく傷ついてしまいました。
趣味と恋人、どちらが大事?という、カップルにとってはかなりの難題を、軽快なタッチで展開します。
さすが人気コメディアン、レッドソックス・フリークを演じるジミー・ファロンのセンスの良さとドリュー・バリモアの可愛らしさがとても良いアンサンブルで、楽しい作品。
ラブ・コメの定石をきちんと押さえ、お約束の結末への流れも自然で心地よいですね。(今週のおすすめ Neri)

2番目のキス
7月8日より、アミューズCQNにてロードショー
監督:ピーター・ファレリー/ボビー・ファレリ
出演:ドリュー・バリモア ジミー・ファロン
配給:東京テアトル
公式サイト:http://www.theatres.co.jp/nibanmenokiss/

SPIRIT

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実在したマーシャル・アーツの伝説的人物霍元甲(フォ・ユアンジャ)を描いた作品で、日本から中村獅童が参加しています。
武術にたけた主人公は、中国一を目指してひたすら勝つことだけを考えて暮らす日々でした。しかし、その傲慢さが身を滅ぼすきっかけとなり、人前から姿を消すことになります。
偶然助けられた田舎で、心優しい人々と暮らすうちに、彼の中で何かが変わり始めます。二度と戦いはすまいと決めた霍元甲(フォ・ユアンジャ)でしたが、祖国の名誉のために、再び決戦の場へ身を投じることになりました。
ダイナミックな格闘シーンはもちろんですが、「ダニー・ザ・ドッグ」で演技の幅を広げた李連杰(ジェット・リー)が表現する、真のマーシャル・アーツの精神は、大きな感動を与えてくれます。(Memi)

【初回限定豪華BOX付】SPIRIT<スピリット> 特別版 (2枚組)
価格:3,980円(税込)
SPIRIT<スピリット> (1枚組)
価格:2,980円(税込)
発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ

監督:干仁泰
出演:李連杰 中村獅童 孫儷 原田眞人
配給:ワーナー映画
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/spirit/

ゆれる

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(C)2006『ゆれる』製作委員会

カンヌ国際映画祭の監督週間で上映された、西川美和監督の第二作です。
東京で写真家として活躍する主人公は、母の一周忌の為に実家に帰ります。
家業のガソリンスタンドで働く兄は、父との折り合いの悪い弟を何かと気遣い、久々に帰った弟を幼なじみと一緒に懐かしい渓谷へ誘います。
この幼なじみに心を寄せる兄でしたが、肝心の彼女は弟に気があり、兄の気持ちを受け入れようとしません。一人河原へ降りた主人公は、吊り橋から彼女が落下するのを目撃し、衝撃を受けます。
事故から事件へと様相を変えていく幼なじみの死に、兄と弟の複雑な感情がからみ、見ている方も迷宮の奥深くへと連れ込まれていきます。
いゃぁ、深いです。信頼と裏切りは紙一重、絆が強いほどそこに生まれる感情は不安定な逡巡を繰り返すのかも知れません。
香川照之の巧さ、オダギリジョーの存在感が、奥深い心理ドラマを最後まで引っ張ります。

ゆれる
7月8日より渋谷アミューズCQN、新宿 武蔵野館ほか全国にてロードショー
監督:西川美和
出演:オダギリジョー 香川照之 伊武雅刀 新井浩文 真木よう子
配給:シネカノン
公式サイト:http://www.yureru.com/splash.html

映画検定

キネマ旬報社主催の第一回映画検定を受けて来ました。
番組でもご報告しましたが、ゲストに出ていただいたキネマ旬報の松本さんのアドバイスにより、2級3級4級全てを受験。朝から夕方までの長丁場で、かなり疲れました。
会場で待つ人々をぐるっとて眺めると、受験者は本当に老若男女、様々でしたね。
みんな受付開始まで、熱心に問題集や公式本を読んでいて、のんきにi-podで音楽聞いているのは私くらい
だったかも。(^o^)
決して余裕があったわけではなく、本を忘れてきただけ。そういえば、学生時代もそうだったなぁ。いつも試験の前にはリラックス!と、参考書や教科書は見なかったことを思い出しました。
4級は楽勝だったのですが、受験番号を間違えたことに後で気づき、これはダメでしょう。誰に言っても呆れられました。
松本さんもおっしやっていたように、全級受ける人はかなり多く、私と同じ教室に映画番組をやっているタレントさんもいましたし、ニュースによると某テレビ局の女子アナも受けていたとか。
みんな、ネタにしようと…。(^o^)
3級はびみょー、2級はかなり難しかったですね。ちゃんと自信を持って答えられた所は少ないので、全滅という可能性が高いです。
でも、12月に第二回が決定しましたので、ここでリベンジ。また出直して頑張ります。
(Neri)

 

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