
昨年18回を迎えた東京国際映画祭は、2年前から渋谷と六本木の2会場で行われるようになり、オープニングは六本木、クロージングは渋谷となっています。
映画をご覧になる皆さんもたいへんでしょうが、取材する私たちもかなり苦労しています。
会見や舞台挨拶、ティーチ・インのほかに、単独インタビューもするので、この調整にひと苦労。
特に、単独インタビューは事前に希望日時を提出するものの、決まるのはだいたい前日です。深夜に事務局と携帯で連絡を取り合うこともしばしば。それでも、当日ドタキャンもあり。
去年は「長恨歌」の胡軍(フー・ジン)に、30分前にキャンセルくらいました。映画を途中で出できて指定の場所に向かおうとしたら携帯が鳴りました。理由は体調不良ということでしたが…。(^o^)
そして、配給がついている場合は、配給会社が通訳をつけてくれますが、そうでない場合は自前で通訳を手配しなければなりません。私の場合は、幸いいつも友人にボランティアでやってもらっているので、とっても助かります。
申請をしたマスコミにはプレス席のチケットがありますが、毎朝事務局で先着順に配布されます。この時間と手間が惜しいので、番組でも話していますが、私たちは普通にチケットを買っています。発売日にぴあに並び、何度もぐるぐる回って20数枚買う…これは皆さんと同じですね。
期間中は、首からパスと携帯を提げて、機材の入ったキャリーケースを引っ張りながら渋谷と六本木と会社を行ったり来たり。かなり体力使いますが、いいインタビューがとれたりすると、疲れも吹っ飛びます。今年はどんなラインナップになるのか、誰が来るのか、楽しみですね。がんばろうっと。(Neri)
※写真は、「長恨歌」のティーチ・インより胡軍(フー・ジン)鄭秀文(サミー・チェン)關錦鵬(スタンリー・クワン)監督